to the lighthouse
灯 台 へ
2019.7.7
周年Tのこと、長い雑記
 
 "moment & fragments anniversary T-shirt"


 完売となっておりました「周年T」ですが、7月末までの期間限定で各サイズ受注生産させていただきます。今回が最終制作となります。ご希望のお客さまはオンラインショップよりお申込みくださいませ。


 
 けもの「room707」~「ただの夏」

 Tシャツは今年も けもの の青羊さんのことを考えながら作りました。(具体的なデザインが、ということではなく、「青羊さんが着てくれたらいいな」というイメージや念!のようなものです。笑)新作もほんとうに素晴らしいです。。


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 「記録に残りにくいこと」について、長い雑記


 


 Tシャツのことを考えていて、ふとファッションと音楽の関係に関しての思い出深い記事が頭に浮かびました。手に取って、あらためて読み返してみました。見開き2ページの短くも濃密な記事のタイトルは「DEVENDRA BANHART IN CHANEL」。


 (前略)/デヴェンドラはしばしば両性具有のようにも見えるし、たまに正装すると紳士に見える。彼の唯一のリクエストが、真っ白のシャネルスーツでステージに出ることだったのです。カール・ラガーフェルドは彼のために夜通し特別にデザインを考えて、まるで新世代のオートクチュールクライアントのようなデヴェンドラに出会うことが出来たのです。/(中略)/彼らはみな床に座って演奏し、デヴェンドラの音楽はシャネルのコレクションを信じられないほど魅力的なものにしてくれました。観客はシャネルのショーでこんなことが起こるなんて予想だにしてなかっただろうし、ほとんどの人がそれまでデヴェンドラのことを知らなかったのです。しかし、もちろんみんなこの機会に彼を知り、デヴェンドラのレコードを売ることができたのです。/(後略)
 ― OK FRED 2006 Spring Vol.7 "FASHION NOW!"


 


 (脱線。この号全体に思い入れがありすぎるので、いくつかの記事の見出しも載せておきます→Charles Anastase「ロマンティシズムとマネーの間で」、ELEIN FLEISS「ブルジョワジーなんていらない!!」、シアター・プロダクツ「戦闘機よりファッションを!」、山縣良和さんの卒業コレクション(なんて美しい写真!)、坂本龍一×Carsten Nicolai、『君とボクの虹色の世界』日本公開前のミランダ・ジュライのインタビュー、などなど・・今でもすごく面白そうではないですか?)


 たった2ページの文字と写真で数えきれないほど想像したその時のショーはいったいどんなものだったのか? いろいろな語句で検索を試みてみましたが、まるで情報が出てきません。2006年という(近)過去がギリギリでそういう時代だったのでしょう。

 印刷物と人の記憶。ここでは雑誌ですが、記録に残りにくいことを媒介していく「物体(フィジカル)」がもつ強さをあらためてすごく感じた出来事でした。


 雑記の方が倍くらいの長さになってしまいました。。催しまでにもう一度何か書きますね。


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